ジノ・ムートンカデ No.1チューボ

画像


ジノ・ムートンカデ No.1チューボ 1本1200円
158mm x 17mm

ジノ・ダビドフ翁のファーストネームと、有名ボルドーワインの名を冠した銘柄。これも相当前に箱買いしていたものを久々にワインセラーから掘り出してみた。葉巻は箱も素敵だ。中身のチューブは真っ黒。そのせいかムートンカデは何度見てもムカデと読んでしまう。ホンデュラス製。

「旨味のキューバと安定品質のダビドフ」とは私の周りだけで言われてることではあるまい。巻きの加減から、見た目、灰の質まで全てにおいて高品質なダビドフの弟分のような銘柄。高品質さも同等だが、ジノはマイルドで安価(ダビドフに比べての話)。初心者にはもってこいだろう。
キューバ産好きからは面白みの無い葉巻と言われるダビドフ系だが、そこまで深く理解しつつ楽しむには、50本程度は消費してみないとわからないだろうさ。

着火後すぐに良い芳香が立ち上る。白煙豊富。口当たりの良いコクが感じられる。上品な煙としか言いようが無いマイルドさ。

中盤、毎度の事ながら灰の白さに驚く。キューバ灰の黒さにも驚くが、これは純白と言って差し支えない白さ。紙巻みたいだ。味わいはやや強くなったが、上品さは損なわれていない。エグミなど皆無。樹木系の旨味が出てきた。

終盤。スパイシーさがかなり強く出てきているが、苦味やエグミは最後まで無し。これは凄い事なのだ。タバコ感も強まってくるが、最後までおおむねマイルド。一貫してマイルド。大きさのわりに燃焼時間も早く、60分弱で終了。


客観的に考えると素晴らしい葉巻。しかし個人的な本音を言うと、面白くないw
私が重要視するポイントである甘みも薄い。が、この価格でダビドフの世界を垣間見えるのだから、これはこれで十分なのだ。キューバ物に飽きた時の秘蔵っ子としてまたしばらく寝ていてもらおう。
総合評価 A-
デザイン性とか、エレガントさとか、そういう要素まで葉巻に求めるのならばここから入門するといいかも。それから、葉巻は辛いとか、きついとかで敬遠してしまった向きにもお勧めできそう。優しい煙。